ウレぴあ掲載記事10/12【焼肉】太らないための「焼肉食べ放題」攻略法、最初に食べるべき部位は意外なアレだった!
10/14
<代表 管理栄養士 望月理恵子のウレぴあ総研への投稿記事です。>
食べ放題!というと、いろいろな種類を価格を気にせずに、いくらでも食べられるなど、嬉しいメリットがたくさん。なかでも「焼肉食べ放題」は老若男女とわず大人気!
ただダイエット中だと、食べ放題を諦める人も多いのではないでしょうか?
しかし、ダイエット中でも賢く食べれば食べ放題もOK!今回は安心して食べられる、太らないための焼肉食べ放題の食べ方をご紹介いたします。
焼肉食べ放題を食べる準備に
食べすぎを防ぐ基本として、最初に低カロリーでよく噛むものから食べること。食べ始めから高カロリーであまり噛まないものを食べてしまうと、食べすぎて太るだけでなく、消化不良を起こすこともあります。
この基本を抑えることが重要。
お肉が焼ける前、サイドメニューを食べる前に温かいお茶をゆっくり飲んでからスタートしましょう。温かいお茶は、食後の血糖値を安定させたり、満腹感を与えてくれます。
そして、食べ放題メニュー!どんなものから食べていけば良いのか、料理別、肉の部位別、肉の種類別、そしてタレ別でご紹介します。
料理別
まずは、料理。食べた方が良い順番からご紹介いたします。
(1)キムチ(小鉢1杯 約25kcal)
焼肉には付き物のキムチから食べ始めるようにしましょう。ピリっと辛いので、食欲増進になるものの、よく噛んで食べる料理の1つ。
この辛さで、唾液を始めとする消化酵素が出やすく、満腹感を脳へ伝えやすくします。
白菜キムチだけでなく、きゅうりのオイキムチや大根のカクテキなども、よく噛むことができるのでオススメです。
胃腸が弱い方は、最初に烏龍茶やお茶を飲んでから食べる、辛すぎるキムチはやめて、次のサラダやナムルからスタートするといいですね。
(2)サラダ(小皿1皿約80kcal)・ナムル(小皿1皿 約70kcal)
チョレギサラダや、大豆もやしやぜんまいやほうれん草などのナムルなど、焼肉の前菜のような野菜類。これらはごま油で調味されているものがほとんどですが、野菜をたくさん摂れる、よく噛んで食べるということで、前半に食べておくのがオススメです。
グリーンサラダであれば、ドレッシングをノンオイルのもの、またはドレッシングをかけずに、レモン果汁を絞ったりして一番最初から食べてもいいですね。
(3)野菜焼き (1切れ 約10kcal)
玉ねぎ、ピーマン、ネギ、ししとうなど、1切れ食べても10kcal未満のものがほとんど。焼き物の中では前半に食べておきたいですね。
塩やレモン果汁などをつける、キムチに巻いて食べるなどにすると、タレをつけるよりもカロリーを抑えられます。
カロリーが高いわけではないのですが、吸収されやすい糖質が多いので、かぼちゃ、にんじん、じゃがいも(1切れ 約20kcal)などは野菜焼きでも後半に食べるようにしましょう。
(4)肉(1切れ 約50kcal)
そして、焼肉の主役お肉!焦って食べずに、ゆっくりよく噛むことも忘れずに、食べていきましょう。
お肉も部位別にカロリーが異なりますが、後述する「肉の部位別」、「肉の種類別」のカロリーを参考に、低いものから食べていくようにします。
通常焼肉定食のようなメニューでは1人前100gほどのお肉が出てきます。部位にはよりますが、1切れ20gで約50kcal。多いものでは100kcal以上にもなります。
もちろん、お肉を食べるときも、最初に食べてきているキムチやナムル、野菜焼きなどを食べるようにしていきましょう!
(5)フルーツ
フルーツに多く含まれる果糖は、甘さがあるものの、血糖値を上昇させにくい優れもの。
お肉を食べた後に、タレの味やお肉の脂っこさが残っていると、ついアイスクリームやケーキのようなハイカロリーなものを食べたくなってしまいますが、果物、特に柑橘系のものを食べると後を引かず、口直しにもなります。
柑橘系の中でもグレープフルーツは、口をさっぱりしてくれるだけでなく、脂肪分解も促進するので、もしグレープフルーツがあれば、必ず食べたいですね。
続きはこちらへ