プレスリリース

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テレビ東京 旅グルメに代表 望月理恵子が取材された記事です。
忘年会をはじめ、お酒を飲む機会がグッと増える年末。職場の仲間や学生時代の友人たちとの楽しい時間は、どうしてもハメをはずしてしまいがちです。気づいたら飲みすぎ&二日酔いでノックダウン……なんてことも。だからこそ、いろいろな対策を実践しているという人も多いと思いますが、中には真偽の疑わしいウワサもありますよね。そこで今回は、巷でささやかれている“説”が正しいのかどうか、管理栄養士の望月理恵子さんに教えてもらいました!

その1「お酒をちゃんぽんしたら悪酔いする」説

ビール、カクテル、日本酒、ワイン……お酒の種類はたくさんありますが、1種類のお酒を飲み続けるのではなく、いろいろなお酒を飲むと酔いやすくなるという話、よく聞きますよね。でもこれって、本当なのでしょうか? 「ズバリ、“ウソ”です。ちゃんぽんしたからといって悪酔いするわけではなく、アルコールの摂取量が同じであれば、飲み方によって酔いの程度が変わることはありません。とはいえ、ちゃんぽんすると味が変わるため、つい飲み過ぎて悪酔いしやすくなってしまうんです」(望月さん) 確かに、味が変わると気分も一新されてついついお酒を飲み過ぎてしまいますよね。それでは、酔いやすい人とそうでない人の差は、どこにあるのでしょうか? 「お酒が飲める・飲めないの違いは、遺伝的因子が強いです。特に日本人は諸外国に比べて飲めない遺伝子を持っている人が多く、日本人の約40%はお酒に弱い体質で、その内の約8%はお酒をまったく飲めない体質といわれています。また、体格とも関係があり、体の大きい人は体あたりのアルコール濃度が少ないので、体の小さい人よりも酔いにくいことが多いです」(望月さん) 体内水分が少ない人も、お酒の濃度が高くなるため酔いやすいのだとか。肝臓が小さく水分量の少ない女性は、男性より酔いやすいようです。

その2「安いお酒は酔いやすい」説

安酒を飲んでいた若いころと比べて、社会人になってからは酔いにくくなった、という経験はありませんか? もしや、年齢とともにお酒に強くなっているのでしょうか?? 「安いお酒には、エタノールだけでなく、メタノールのような不純物が含まれていることも。それが悪酔いにつながることもあるんです。質のいいお酒は不純物もなく、作り方も丁寧なので、価格も高め。だから、価格の安いお酒より高いお酒の方が酔いにくいと言えるでしょう」(望月さん) 質の悪いお酒が悪酔いしやすいというのは“ホント”。では、お酒の種類によって酔いやすいもの・酔いにくいものはあるのでしょうか。 「アセトン、タンニンといった不純物が含まれる醸造酒(日本酒、ワイン、ビールなど)は二日酔いになりやすいといわれています。逆に、蒸留酒(ウォッカ、ジン、ラム、焼酎、泡盛など)は製造過程で不純物が取り除かれるので、二日酔いしにくくなります。しかし、蒸留酒の中でもウイスキー、ブランデー、テキーラ、バーボンは、メタノールが多いため、二日酔いになりやすいので要注意ですね」(望月さん) お酒を飲む機会の多い年末は、酔いにくいとされる蒸留酒を選ぶのが得策かも。醸造酒と蒸留酒の違いを知って、上手にお酒と付き合いましょう!

その3「牛乳、しじみの味噌汁、カレーで二日酔い回避」説

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